突如現れて俺の心にドデカイビートを刻んでいった『Hi-Fi RUSH』というゲーム。

どうも。

 

この1週間半、俺は感動で震えてました。

 

というのも、皆さん知ってますか?

 

1月26日に突如現れた『Hi-Fi RUSH』というゲームを。

 

このビデオゲームは大変な物を盗んでいきました。俺の心です。

 

この記事を読んだ後、みんなもビート刻んでいってください。

 

 

 

 

 

 

 

・『Hi-FI RUSH』とはまず何ぞや?

 

 

というのも、そのゲーム何?という方へ簡単に説明します。

 

サイコブレイク』シリーズや『Ghostwire:Tokyo』を制作したゲームスタジオ

 

Tango Gameworks”が送るリズムアクションゲームです。

 

このゲームスタジオを知らん、という人にも簡単に説明します。

 

あの『バイオハザード』を生み出した三上真司氏が設立したスタジオです。

 

(本人はバイオの生みの親と言われるのが嫌だとか何とか…)

 

リズムアクションと言われたらあんまピンとこないかもしれません。

 

音ゲーリズム天国…?クリプトオブネクロダンサー?

 

なんかリズムに縛られそう、とか、純粋なアクションではなさそうとか。

 

まあそんな印象があるかもしれません。

 

というのも、俺がそうでした。

 

移動も攻撃もジャンプも全てリズムに囚われて窮屈そう…みたいな。

 

いいえ、違います。

 

普通にアクションゲームと同じノリでキャラを動かせます。

 

じゃあ、リズム要素は何ぞや…?となると思います。

 

 

・リズムを取ることによってメリットが増える!ビートに乗ったものがこのアクションを制する!

 

見出し通り、そういうわけです。

 

このゲーム、普通に『デビルメイクライ』や『ベヨネッタ』と同じ系譜のアクションゲームなんですが。

 

攻撃、パリィ、回避の操作をリズムよく取ると気持ちよくなれるよ!という作りなんです。

 

自分も敵もビートを刻んでます。

 

なので、予備動作がわかりやすかったり、コンボ時のディレイのかけ方もわかりやすかったりします。

 

攻撃時の一拍がわからん!となっても背景も体力バーもビートを刻んでるので、ヒントになったりもします。

 

目に見える物ほとんどがゲームシステムへのヒントになってる、この作りこみの熱意はすごい、もうすごいというか狂気すら感じました。

 

ちょっと話それますが、ガチガチのアクションを突き詰めていくとリズムゲーになっていく傾向は強くなるのかなと思います。

 

『SEKIRO』なんかは、一種の音ゲーと言われたりしてますし、実際最後のほうの難易度は俺もそう思いました。

 

ガッチャガチャにコンボを繋げていくアクションゲーも楽しいですが、全てをリズムよく操作する、これもまた楽しい。

 

このゲームでは気づいたら自分からリズムを取りに行きたくなる、その導線が本当に上手いです。

 

コンボ途中で敵から攻撃が飛んで来ても、パリィもリズムの一環になっているから気持ちよくなれます。

 

まぁ、コンボは最初からになりますがパリィカウンターがあるので、攻撃飛ばしてきた奴にカウンターを決めるのもよし。仕切り直すのも良し。

 

攻防のやり取りもしっかりアクションしてるので、ちょっと色物のアクションゲーみたいじゃないのが本当にすごい。

 

見た目はかなりコミカルだし、一周目を遊んでクリアした時点では

 

「最高だ…最高に面白かった…!」っていう感想だったんですけど、

 

2周目をやっていくとこのゲームがかなり”硬派”なアクションゲーだと感じるのも最高です。

 

とりあえず、俺が言いたいのは

 

デビルメイクライ』シリーズ

 

ベヨネッタ』シリーズ

 

ニンジャガイデン』シリーズ

 

この3つが好きな人は絶対に遊ぶべし!

 

本当に後悔しません。マジで断言できます。

 

・『Hi-Fi Rush』の良かった点、悪かった点を正直に書く。

 

まあ、もう良かった点は上でいっぱい書いたようなもんですが、一応まとめてざっと書いておきます。

 

・良かった点。

 

1.まず目を見張る高水準なグラフィック。

 

このゲーム、ムービーからシームレスにゲームに戻るときがもう差がなさすぎてすごいです。

 

アニメ調のグラフィックで3Dアクションができる、とんでもない労力だったと思います。

 

動かすだけでほんと楽しいですね。

 

アニメ調のグラフィックだとまず間違いなく年月が経っても見劣りはしませんし、

 

この点だけで見てもエバーグリーンのビデオゲームになるのは間違いなしです。

 

2.アクションのチューニングが丁寧すぎる。

 

簡単なわけでもなく、難しいわけでもなく、ただ、歯ごたえはある。

 

そういう調整がほんと丁寧だなと思いました。

 

「こいつ苦手やな…」みたいな敵もいるにはいるんですが、対策したら結構気持ちよく倒せます。

 

ほとんどがリズムに乗りながら蹴散らせていける調整になってるなと。

 

そのおかげで周回したくなる中毒性が生まれてます。

 

3.クリア後の要素も充実。

 

ちゃんとやり込み要素も準備してくれてます。

 

やっぱり戦闘に力入れてる作品なので、そこに重点を当てたコンテンツが追加されます。

 

濁して言うと、デビルメイクライの登っていくアレです(わかる人にはわかる)

 

後は、DMCベヨネッタのように最高ランクで各チャプターを埋めていくのも一興。

 

他にも幾つかのコンテンツがあるので、クリア後でもいっぱい楽しめますよ。

 

次に悪い点。

 

1.2周目はちょっとテンポが悪い。

 

飛ばせない場面がちょこちょこあって、やればやるほど飛ばさせてくれぇ…ってなるとこがあります。

 

アップデートでスキップとか追加してくれたら嬉しいです。

 

ただ、このゲームロードがほとんどないので裏でロードしてたりするんかなと思ったり。

 

2.リトライ機能がちょっと貧弱。

 

2周目で収集物集めをしてたら多分ぶち当たるであろう不満。

 

「あそこら辺の周り探索が甘かったんだよな」ってところを通り過ぎたりしたら戻れなくなって「ウワー!」ってなる事が何回かありました。

 

通り過ぎたらアジトに戻ってまたそのチャプターの最初から選ばないとダメなんでちょっと辛かったです。

 

戦闘ごとに「ヴァース1」みたいなのがあるんで、そこで区切ってリトライできたりしたらいいなと思いました(ベヨネッタ3みたいな感じで)

 

・『Hi-Fi RUSH』感想まとめ。

 

近年まれに見るハイクオリティなビデオゲーム

 

 

 

GOTY2023に選ばれても「そらそうよ!」としかならない、最高なビデオゲームです。

 

俺がこんなにワクワクしたゲームはいつぶりだろうか…

 

多分、RDR2かな?

 

このゲームの1周目をやってる時間はこの上なく最高のひと時でした。

 

一周目をクリアして、やり込み要素やアクションの腕を磨いてる今は

 

"手触りが良い、お気に入りの毛布を手に入れた!"そんな感覚です。

 

このゲームは今のところXbox seriesX/SとPCでのDL販売のみですが、Xbox game passに加入でも遊べますし、初加入だったら1か月100円でプレイできます。

 

が、俺は絶対このゲームを気に入ると思ったのでSteam版を買いました。(4000円くらい)

 

4000円ちょっとでこの作りこみでこのボリュームはサービス精神がやばすぎます。

 

俺の中で”最高だったビデオゲームランキング”のトップ5に食い込んだくらいのビデオゲームです。

 

3Dアクションが好きな人には絶対オヌヌメです!

 

是非『Hi-Fi RUSH』をやって、未来のロックスターになってみてください。

 

 

Tango Gameworksさん、マジで最高なビデオゲームを作ってくれてありがとうございました。